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『奈良旅手帖』の生駒あさみです。2014年3月についに奈良に移住しました。2010年10月に『ふたりでいく奈良』という本を出版しました。このブログでは奈良旅行記や奈良に関するいろいろなことを発信していきます
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Posted by 生駒あさみ
 
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旅と音楽
一人で明日香村を旅するとき、大体自転車を借ります。
そして、音楽を聴きながら明日香の浸ることが多かったです
(最近は少なくなってきちゃってます)

私が好きな音楽のジャンルは舞台に使われた音楽とか映画、アニメ、ゲームのサントラとかが多いのですが
(ちなみに音楽が好みでサントラを買うCDの元の作品は大体見ないことが多いです)
明日香でハマる!!と思ったのはorigaのera of queenというアルバムでした。
ロシア人歌手のorigaですが、何故か私の中では明日香に合ったんです。
イーラ・オブ・クイーンズイーラ・オブ・クイーンズ
(2003/11/19)
オリガ

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era of queen・・・女王の時代。
飛鳥時代は女帝が多い時代。だから選んで聞いてみたのですが
明日香村を自転車で疾走するときに聞いていてとても気持ちがよかったです。
とはいえロシア語はわからないので歌詞の意味は不明なところも多いのですが(笑)


最近は車で長距離移動することも多くて
その時もCDをたくさん車に持ち込んで聞いています。
音楽を聴きながら旅をするというのは
人によっては邪道と思う人もいるかもしれません。
でも場所のイメージとマッチしたとき、本当にどっぷり!と浸ることが出来るので私は大好きです(笑)
この場所で聞きたいな、という音楽を選ぶのも楽しいのです。
たまには「あーこの場所はこの音楽のイメージじゃなかったな~」というのもありますが
でもまた探すのも楽しい。

ちなみに平城宮跡を自転車で走るときは
zabadakの「駆け抜ける風のように」が凄く合ってました。
これも舞台音楽で、幕末の舞台の音楽なんですが平城宮跡に合う!!と思っております
(ちなみに舞台は見てません)
検索したらどこかで聞けそうなの興味がある方は聞いてみてください(笑)


好きなアーティストに奈良でライブをしてもらうのが夢です。
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Posted by 生駒あさみ
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[オススメ奈良
本日、過去帳読み上げの日。
今日は実忠忌。
東大寺修ニ会では過去帳読み上げの日ですね。

東大寺HPから引用させて頂きました

二月堂での修二会の期間中、実忠忌が勤められる3月5日の夜と お水取りの行事が行われる3月12日の夜に、二月堂内陣において、 練行衆により、「東大寺上院修中過去帳」が読み上げられる。

「過去帳」とは亡くなった方の名前を書き記したもので、 二月堂の内陣に納められている過去帳のことを特に「東大寺上院修中過去帳」 と呼んでいる。その中には奈良時代から現在に至る歴史上、東大寺や 二月堂に関係した人々、或いは修二会に参籠した僧侶等の名前が記されており、その人たちの冥福を祈るために特に読み上げられる。



22時頃にお堂から聞こえてくるのは「大伽藍本願聖武皇帝」からはじまる、東大寺への歴代功労者の名前です。

この過去帳のことを知るまでは
奈良や古代に興味があって、色々な史跡を巡って関わった人物に思いを巡らせることがあっても
1000年以上前の人物という時間の遠さから、どこかファンタジーな存在だと思っていたところがありました。
でもこうして毎年毎年読み上げられるのは、実際にこの奈良の土地で生き、
東大寺というお寺に、修ニ会に尽力していった方たち。
教科書に載っているような歴史上の人物も、五十一万四千九百二人の役夫も
実在していたからこそ、1000年以上も先の今こうして修ニ会の行法が営まれている。
その人たちの菩提を弔うために今年もまた名前を読み上げる。

読み上げられる名前を耳にしたとき、遠いと思っていた存在を急に身近に感じました。
ファンタジーではなく、本当にそういう人が居たのだと、
歴史上の人物というのは遠い存在ではなくて、今も私たちにつながっているのだと実感したのです。



しかし本当にファンタジーな存在もあります。
有名な「青衣の女人」
青衣の女人を題材に生まれた作品も多くありますし
何にしてもいつの時代の、誰なのか、想像がかきたてられまくります。

鎌倉時代、承元年間(1207-1211)に修二会中、集慶(じゅうけい) という僧侶が過去帳を読み上げていたところ、その前に青い衣の女性が現れ、「何故わたしを読み落としたのか」と、恨めしげに問うたという。 集慶がとっさに低い声で「青衣(しょうえ)の女人」と読み上げると、その女人は幻のように消えていった。



絵などで表現されるとき、平安時代の十二単姿が多いのですが
奈良時代の可能性だってありますよね。
その場合は大体八位くらいの女性ということになるのかな・・・?
色々な想像をしてしまいます。


そうそう、2月号の「ならら」に、過去帳が掲載されていてそれを見たときも
テンションが上がりました(笑)
興味がある方にはお勧めします~。(フルコトにもありますよ)


実忠忌と書いておいて実忠和尚について触れていませんでしたが
実忠和尚についても凄く興味があるのです。
笠置寺にもまだ行ったことがないので、行きたいなあ。
この方もなかなか謎な人物ですね。

わたしはこの人物については清原なつの「光の回廊」という漫画で知りました。
知ったというか、この漫画は小学生の頃に読んでいて、東大寺の修ニ会いう行事があることすら知りませんでした。
(この行事を知ったときにあの漫画の実忠がはじめた行事か!と思ったくらいです(笑))

光明皇后が主人公の話です。
光の回廊 〔文庫〕 (小学館文庫 きF 1)光の回廊 〔文庫〕 (小学館文庫 きF 1)
(2009/05/15)
清原 なつの

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今は文庫版で出てるので普通に購入できますが、小学生の頃読んだきりで持っていなくて
ずーっと探していて、自宅でネットが出来るようになったときにはじめてネット古書店で買った思い出の本なんです(笑)
(たんに清原なつのさんのファンなだけで購入した時点では奈良時代のことにあまり興味もなく、知らなかったんですよね・・・そんなわたしが今こんなに奈良ファンになっているのも不思議だ~)

Posted by 生駒あさみ
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[オススメ奈良
修ニ会に来たなら泊まりたい宿
もう3月なんですね。
昨年もお水取りに参加できなかったので、2年連続で行けないなあ。残念です。

フルコトでは3/12、籠松明の日に営業時間を延長しますので
おたいまつを見に行く方はぜひお立ち寄りくださいね。
東大寺裏参道から徒歩10分くらいの場所ですので。
お水取りにまつわる商品も販売してますよ~。


私はお堂の上でおたいまつを見るのが好きなので
結構早い時間から上で待ってました。
というわけでお堂の上で撮影した写真など。
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炎の玉がこちらに向かってくる迫力が凄いです!!


ところで、このお水取りの期間中に泊まってみたい宿No.1は奈良倶楽部さん。
以前おん祭の時に宿泊させていただいたことがあるのですがお水取りの時期にはまだなくて。
奈良に部屋は借りてますが、それでもいつか、お水取りの時期に泊まりたいと思っています。
二月堂からかなり近い(徒歩15分)宿ということもありますが
今年の奈良旅手帖に、オーナーの谷さんに書いていただいたコラムを読んでより一層その気持ちが強くなりました。

旅をしているといつも思うのですが
宿の印象というのはとても大切で、その土地の印象を決めてしまいます。
奈良倶楽部さんは、「奈良っぽさ、古都っぽさ」を全面的に打ち出してる演出はありませんが
奈良倶楽部さんに泊まると、「ああ私、今奈良にいる!!」ととてもとても実感するのです。
「私の中の奈良」と一致する何かがあるのかもしれないですね。


奈良の宿の中でもかなりの数の宿に泊まっていますが
奈良に部屋を借りていてもまた宿泊しに行きたくなる宿ってなかなか無いです。
今年のお水取りに行く予定の方で宿がまだ決まっていない方にはぜひお勧めします~。
Posted by 生駒あさみ
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[オススメ奈良
雨の日にはどこに行く?
旅行の計画をがっつり立てても、天気だけはどうしてもままならないもの。
自宅が近くなら晴れた日を選んででかけられますが
旅で行くなら日程が先なので、雨だろうが何だろうが観光したい!という気持ちになりますよね。

自転車で古墳をがっつりめぐって第二次大極殿でお弁当食べようかなーと計画していても
雨が降っては計画通りにいかなくなります。

でも雨だからとがっかりせずに、雨の場合はどこに行こうか最初から予定をたてておいたら、楽しめますよ。
私は最近は雨だったら奈良国立博物館に行くようにしています。
普段ゆっくり見られない常設展を、時間をかけて楽しんだり、
ミュージアムショップでお買い物をしたり、カフェでゆっくり休んだり。半日は楽しめます。
奈良県立美術館や、奈良の風景が好きな人なら奈良市写真美術館などの博物館系をハシゴするのも良いかも。

橿原方面なら橿原考古学研究所付属博物館も良いですし
明日香なら万葉文化館の地下の展示などをひとつひとつ楽しんでいったら結構時間がかかりますし、
ここには何といっても万葉集や古代史に関わる本がたくさんある図書館があります!
雨の日にここでじっくり読書をして、外に出てみたら本の中に出てくる情景が目の前に広がっている・・・なんて贅沢なんだろうなあと思います。


お寺で雨音を聞きながら静かに仏様と対峙するのもおすすめです。
雨の日は傘もあるので、私は靴を脱いでお堂に座って参拝できるお寺を選んでいます。

円成寺、西大寺、海龍王寺、法華寺、元興寺、阿倍文殊院、當麻寺、岩船寺などなど・・・
ただ上記のお寺同士が近くにあるわけじゃないので、
バスの時間をチェックして移動しつつ、になりますね~。

今修復中なので拝観できませんが、法華堂も腰を落ちつける場所があったので
雨の日は何時間でもこもってました(笑)天平時代の柱と仏様に囲まれるなんて!
夢のような時間を堪能してました。(笑)
法華堂までの石段が濡れた感じも美しかったです。


また、薬師寺をはじめとして色々なお寺で出来ますが、写経をするのも良いですね。
お寺じゃなくて神社ですが大神神社の写典なども。
雨音の聞こえる中、心しずかに一文字一文字書き写していくと、気持ちがとても落ち着きます。

お堂の外になりますが
唐招提寺や秋篠寺の苔が、雨にしっとり濡れると鮮やかで美しいのです。
梅雨の時期に美しい苔を見に行ったりもします。

また、季節によってですが、天気が悪い日には若草山や御蓋山にかかる靄が見られます。
晴れの日とはまた違って風情があって、わざわざ山にかかる靄を見にいったり
昨日書いた下の禰宜道(ささかきの小道)あたりも人も殆どおらず、
幻想的な風景が広がっています。
(けど、暗いとちょっと怖いかも・・・足元も悪いので、気をつけてください)

まだまだ雨の日ならではの楽しみ方があると思うので
私もこれから色々探ってみようと思います。

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画像1 266
Posted by 生駒あさみ
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[オススメ奈良
白毫寺からてくてくてく
観光する時間が無い日に白毫寺まで徒歩で往復して
更にほかの神社仏閣を見てまわりたい!というのは
ちょっとせかせか動きすぎるので、本数が少ないですが最初にバスの時間を調べた上でバスで白毫寺近くまでいって
帰り道をゆっくり歩くのが定番になってます。
(白毫寺までのバスはJRか近鉄奈良駅から、下水間、北野行きに乗ってください。1日7,8本程度です)
奈良交通 時刻運賃案内サイトはこちら

白毫寺はお寺を拝観する前から階段好きな人にはたまらない階段があり
夏の終わりから秋にかけての萩も美しいし、
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五色椿という名椿も咲くお寺で、お花の寺としても有名ですが
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私は白毫寺からの眺めがとても好きです。
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ここは天智天皇の皇子、志貴皇子の山荘があったところ。
志貴皇子は
石ばしる垂水の上のさ蕨の萌え出づる春になりにけるかも

采女の袖ふきかへす明日香風都を遠みいたづらに吹く
などの有名な歌を詠んだ歌人としても有名ですが
平城京に遷都してきたあと、都の中心から離れたこの山の中腹の館から
ここから都がどんどん栄えていくのを見ていて
どんな気持ちだったのだろう、などと思いを巡らせてしまいます。

志貴皇子の息子、白壁王はのちに光仁天皇になりますが
私が興味があるのが、白壁王の姉か妹にあたる海上女王。万葉集に聖武天皇との贈答歌が残っています。

赤駒の越ゆる馬柵の標結ひし妹が心は疑ひも無し(聖武天皇)
梓弓爪ひく夜音の遠音にも君が御幸を聞かくしよしも(海上女王)


贈答歌とされてますが、相聞歌に見えるのですけどね・・・
聖武天皇の妃?だったかもしれないのでは、と私は思ってます。真相はさておき。
いつ生まれて亡くなったのかも定かではない女性ですが、歌しか残っていない謎の人物に私は惹かれてしまいます。
志貴皇子にも思いを馳せて参拝するのですが、海上女王はこの山荘に来ていたこともあったのかなと
考えながら参拝しています。

ぼんやりと古代の人物に思いを馳せながらも、閻魔王坐像の前にくると背筋が伸びて、
いつも気づくと長い時間、お堂の中で拝ませて頂いてます。



白毫寺を出てから高畑界隈を通って駅まで戻る間に色んなお店やお寺、神社に参拝するのが大好きです。
現在、とっても美味しい人気のお店野菜と雑穀 糀のお店「花」さんは、
元「リノワ」さん、更にその前は「紅庵」さんというお蕎麦やさんで
紅庵さんとリノワさんは白毫寺帰りによく寄らせていただきました~。「花」さんはまだ一度だけですが
ゆっくりと野菜の美味しさを味えます。美味しかった!(行く前に予約をしたほうがいいです)

花さんを過ぎたあたりに広がる畑のあたりも好き。
鹿ともたまにすれ違うのも、奈良ならではだなあと思って進みます。
(畑のオーナーの方は鹿害に困っているようですが・・・)

新薬師寺への参拝も時間があればしたいのですが(新薬師寺についてはまた後日別に書きます)
新薬師寺の隣の鏡神社に参拝したり、十市皇女の墓?という説もある比売神社に参拝するのは定番。
鏡神社は藤原広嗣を祀っている神社ですが、「鏡」という名前が気になっています。
またその近くの神社が十市皇女の墓という説があるというのも。
何か関係あるんでしょうか?(十市皇女の母の額田王は鏡王の娘なので・・・)

そして近くにある「はなや北川」さんに、ある日ふらりと寄り
十割そばの魅力にとりつかれてしました。
何度か行っていたのですが、残念ながらお蕎麦は昨年年末で終了。
今は地元の素材を使ったランチなどが食べられるようです。
リニューアルしてからまだお伺いしていないので、今度行くのが楽しみです。

この後は体力と時間があれば、下の禰宜道あたりを歩くのも楽しいです。
秋や春がおすすめ。晴れた日なら木漏れ日がとにかく美しくていつも気持ちをリフレッシュしてました。
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P1060258.jpg

最近は友達に車であちこち連れていってもらってますが
やっぱり歩くことで発見することや、感じられることって多いですよね。
高畑界隈はお店も増えているようなのでまた近いうちに歩きで遊びに行ってみようと思います。
Posted by 生駒あさみ
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